M1グランプリ2019 ⑥見取り図
6.
5位 649点
松本 91 ⑤
上沼 94 ④
巨人 94 ②
志らく94 ④
礼二 93 ③
富澤 91 ④
塙 92 ⑤
見た目 4分15秒
富澤「もうちょっと展開があったらもっと点が入った」
松本「和牛とからし蓮根の間と思った。
ブーツんとこに裾がずっとあがってんのがイヤやった」
塙「見取り図のことをお客さんが認識するほどおかしくなってくる。
細かいとこで、盛山君の手の動きが気になる
鼻いじるとか」
パ哲「ワードセンス。噛んだときですら。
コンビ2人の関係性が並列。後半になるとそれが慣れてきたので立場の逆転、設定の逆転の変化が後半あればさらに良かった。
僕の中では5位よりもっと上。面白かった」
飯哲「ベタがやっぱり見たい。あだ名の言い合いなんかは子どもの喧嘩。最初から最後までベタ。
あんまり動いてないのは見取り図とミルクボーイ。」
川島「メンバーの中ではタレント性が一番ある。
ブラマヨのようにMCに振られて2人でオトせるのではないか。昭和感があって発するのが現代的なワードなのが良い」
土屋「前回と風貌が変わってないのに見た目のことで一本ネタ出来ちゃうのがすごい」
石田「喧嘩漫才で盛山のあの見た目からも、どしっと強い人であるべきなのに顔触ったりが多かったら多少弱く見えてしまうので塙は気になったのだと思います。
ダンサーのツナヨシは、お笑い好きからしたらもっと伏線あるのかと探されて散ってしまうのでやらん方がええと思います。
リリーの目線がやや下に行ってしまっているのもあまり良かった。
パワーワードをいっぱい産み出せる漫才師は見せ方の手を抜きがち。」
大悟「わし今日の中であれが一番難しかった思う。笑い声はさみながらあのスピードでやらんといかんから。」
噛んだところについて
リリー「ぼくはあれ月に6回くらい聞いてます」
言うなって
ウケ 8
技術 8
発想 3
構成 4
好み 3
相当ウケてた。
ただ、どうもあの〇〇って誰〜?とかの無理感がやらしさを感じてしまうしちょっと読めてしまう。みさえとベジータの奴も。
霜降りのような流行りのツッコミで種明かし系統だけどちょっとなぁ、ただ逆に盛山のあの声のツッコミで持っていってしまう強みも確かにある。
盛山のワッフル屋とかけろけろけろっぴ抱いて寝てるとかも少しサンドウィッチマンのメロンパン方式でいやらしく思えてしまう。
これはちょっとひねくれた見方ですね。
でもあのガラの悪さで同じような笑の取り方だと伊達ちゃんが浮かんでしまうリスクは大いにあると思う。
そして今回の肝の見た目悪口大喜利の言い合い。
平場ならめちゃんこ面白いんだが、漫才のネタにこういう要素入れられると他のコンビの構成や発想に見劣りする印象を持つ。
裏を返せば単純な構成であれだけ笑いを取れるという地肩の強さの証明。
あとは初登場有利といわれがちたがこのネタの場合むしろ見たことある方が悪口がピンとくる事もあるのでむしろ連続出場が功を奏したかもしれない。
やっぱり思うのは盛山の甲高い声とかリリーの落ち着いた喋り方が交互に聞こえて来る聞き心地の良さ。
対称性あって2人とも確実に面白いコンビなので来年以降個人的好みを言うとベタよりは、上記の点を改善して上位を狙って欲しい。
「笑神籖でええ順番引いてくれたんでよかったです」
「おれ堀江選手ちゃうねん!」