M1 グランプリ2019 最終決戦
どの組も一本目より明らかに劣ることなく、ミルクボーイぺこぱは同じフォーマットでもかつての2010パンクブーブーや2015ジャルジャルと同じ轍を踏むことなく全組面白かった。
和牛はおそらくもう一本強いネタ持っていなかったのでこの結果でよかった。
1.ぺこぱ
席を譲る 4分0秒
1本目もそうだがさんざんやり尽くされた設定でこんだけ新しい笑いをとれるという。
1本目よりも体のキレやふぁ行の弾け方が増して凄く楽しそうだったし素敵なフレーズにまたほっこり大笑いさせられた。
フレーズとしてはこっちのネタも負けてないかむしろ良いメタネタもあって良かったが、正面が変わる的な斬新さがなかった分小綺麗にまとまってしまったか。でもまあ申し分ない出来。
2.かまいたち
ネタのクオリティとしてはUFJの方が上。
この順番にして正解。
早い段階からイカれた発言をボルテージMAXでやっても浸透してお客さんが求めてるから大ウケ。
山内自身もあったまってるし。
2本目はちゃんと濱家も大変巧いツッコミをしながら間が途切れることなく2人の掛け合いが本当に聞きやすい。
濱家滑舌良くなったし無理に量言わなくなったなあ。
気になったのは終盤のお客さんを数えるとこ、
あれは審査員の評価は分かれるかも。
ちょっとラスト30秒が弱かった印象あるな。
あとあんなやばい奴なんか絶対友達いないはずなのに優しく話に付き合ってくれる人にイカれたまくしたてを決め込む異常性がたまらん。
ぺこぱの心温まるあとだったのもあるのかだいぶ笑いました。
3.ミルクボーイ
ちょっと笑い疲れたのかウケが本来より弱い印象。コーンフレークと変わらない質だと思うけど。多分内海のあの声で4分もなかって言われ続けられるだけで爆笑してしまいそうな完璧なもなかの言い方。
かまいたちと違って終盤の盛り上がりがあったのが大きいかな。あとは単純に新しい漫才っていう評価ポイントはある。
素晴らしい発明ですねこのフォーマットは。
商品に人名に地域に何でもいけちゃうもんな。
松本「ここまで圧勝とは思わへんかった」
いやしかし文句なし
こんなレベル高い最終決戦なんてもう無いんじゃないか??
出来すぎた大会でした。